観葉植物と環境なんて、ちょっと重々しいタイトルなんですが
われわれ植物を扱う会社は一見環境に良いことばかりのイメージがあります。
しかし裏方においては廃棄物の問題や、観葉植物が寒さに弱いことから
冬季には温室用にそれ相応の化石燃料を使いCo2を排出したりするんです。
そんなわけで数年前から環境の勉強会に参加しているのですが
企業活動と環境に良いことは相反することが多くなかなか一筋縄では
いかないもんです。
で、先月6月の13、14日にエコツアーと称して体験型ツアーに行ってきました。
場所は滋賀県びわ湖畔の近江八幡市。
このあたりの観光といえば、通常は水郷めぐりをして、たねやで人気の
バームクーヘン買って終わりというのが相場なのですが、
行程は以下のとおりです。
6月13日
近江八幡駅に集合
水郷めぐり船出
水郷めぐり終了
昼食
小舟木エコ村 着
八幡酒蔵工房 着
いもちおくり見学
6月14日
起床
朝食終了
近江八幡歴史地区見学
昼食終了・権座へ
権座 到着
シャレー水が浜
帰途
と大阪大学の先生に組んでいただいた行程なのです。
最初は水郷めぐり
このあたりは一面 葦(ヨシ)の群生が広がり、時代劇のロケにも
よく使われるんだとか。
誰も悪いことをしないので、近くでもか鴨が優雅に泳いでます。
水郷めぐりから帰ると、船が出る前にみんなで苦労して作っておいた
粽(ちまき)ができているんです。(巻くの難しいです)
このあたりはちまきを笹の葉でなく、ヨシの葉で巻くんです。
だから香りも一味違います。
この後昼食を終えて、小舟木エコ村へ
何がエコ村かって、
各家にはごらんのように必ず家庭菜園のスペースがあり
屋根には太陽光発電のパネル
集会所は風通しを考えたつくりで冷房がなく、暖房もまきストーブ
駐車場には電気自動車の充電用コンセント付です。
住んでいる方は現役をリタイヤされた年配の方と思いきや
結構若いご夫婦が多いんだとか。
子供のころから
大阪駅まで徒歩10分、大阪市内のど真ん中で育った自分にはかなり
勇気が要りますが、環境の良いところに住むのはいいですね。
エコ村を離れて、いったん宿舎へ
泊まったところは八幡酒蔵工房
後ろ側を見てわかるように古民家を再生したところです。築120年とか!
4月にオープンされて、宿泊はわれわれがはじめて。
さすが築120年、私が寝たところは傾斜があって、自動で寝返りが打てる・・・
内装は雰囲気があって
おもてなしの料理の数々、メニューはといえば
地産地消の野菜を使った郷土料理。
白王産丹波黒豆の蜜煮/丁字麩の辛子酢味噌/近江牛と赤糸こんにゃくのきんぴらゴボウ
/黒豆おこわ/別嬪おから/赤こんにゃくの煮物/仔鮎甘露煮/蕗昆布などなど。
酒は地域ブランド酒「権座」。
和食はもともとあんまり得意でないけど、黒豆、きんぴらゴボウ、おこわ、鮎の甘露煮は
おいしかったなあ。
この後夜は火祭り「いもち送り」????へ
いもちおくりと美しい近江八幡の歴史地区見学はまた後日紹介します。
観葉植物 通販 彩植健美
この記事へのコメントはありません。