こんにちは! 彩植健美 スタッフ 北本でございます。
さて、先日書かせていただきました、土に発生するコバエに対して
彩植健美.jpとして取り組んでいる対策なのですが。。
まずは写真をご覧下さい。
写真の土は、左端から真砂土、焼成赤玉土(中粒)、
バーミキュライトとなっております。
彩植健美.jpでは、鉢の上部の土に関しては、こちらを
ミックスしたものを足した状態でお届けさせていただい
ておりいます。
(上部に土を足すことを嫌う樹種に関してはこちらが
無い場合もございます)
3種は、それぞれ園芸用土として良く使われるものなの
ですが。。
まず、赤玉土、バーミキュライトはともに焼成処理、
言ってしまえば一度燃やしておりますので、コバエの
卵が混入している恐れがございません。
また、真砂土は花崗岩が風化してできた砂で、
コバエが卵を産む有機質ではないため、こちらも卵の
混入は極めて低いと思われます。
事前にコバエの卵の混入はないと思われる土であり、
且つ卵を産み付けるような肥料成分がないため、この
土であればほぼ確実にコバエが寄ってくることは防げると
思います。
ただし。。植物にとっての肥料成分が無いため、
こちらの土を植え込みに使うわけにはいきません。
と、いうわけで、彩植健美.jpでは現在、
・根が張っている鉢の底~地下3センチくらいまでは肥沃な土、
・地下3センチ~地表までは写真の特製ブレンド土
という植え方になっております。
こちらに、春~秋にかけてはコバエの発生しにくい化成肥料を
土の上に施肥した状態でお届けさせていただいております。
正直、長年観葉植物を育てているお客様からは、
『コバエが嫌なら室内に土植えの鉢物を入れなければいいんじゃない??』
というお声も聞こえて来そうなのですが(~ ~;)。。
彩植健美.jpでは、はじめて植物をお育てになるというお客様や、
そういった方に贈り物としてご利用いただくことが非常に多いのです。
はじめて植物を育ててみよう!と思っていただいたお客様が、
コバエが原因で育てることを諦めてしまうという事例もたくさん
お聞きしてきた中で、なんとかそういったストレスが無いように
と日々、スタッフ内で検討した結果、現在はこのような形で
お手配させていただいております。
ただ。。土である以上、コバエの寄ってくる可能性は0にはなりません。
今後もよりよい形に改善するため、彩植健美.jpでは『こんなこと、できないの?』
といったお客様のお声を募集しております。
土に関しましても、お写真のブレンドはまだまだ完成形
ではございませんので、土のこと、その他なんでも
何かお気づきになられましたらお気軽にご意見いただければ
幸いですm(_ _)m
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