こんにちは!彩植健美 スタッフ 北本です (ー ^ ) /
さて、本日はそろそろ始まる観葉植物の成長期に合わせまして、
肥料と活力剤のお話をさせていただきます♪
肥料における3大要素と呼ばれます、
窒素・リン酸 ・カリウム というのはそれぞれ
葉、 花、 根
の成長に重要な要素で、それに更にカルシウム、マグネシウムという植物の組織強化や
葉緑素を作り出すのに重要なものを含めて主要な5大成分だといわれております。
ただ、それが全てではなく、その他にも生育に必要な成分はたくさんあり、よく微量要素
とまとめられて説明されます。
(マンガン、鉄、ホウ素、モリブデン、銅、亜鉛など)
3大栄養素におきましては、肥料と定義される商品に【8-3-3】、【10-10-10】など、
窒素、リン酸、カリウムの配合比が数字のみで書かれていて、その補給は重要で、毎年生育期の
4月~9月頃にかけては必ず施肥を行わなければなりません。
ただ、微量要素においても生育には欠かせない重要なファクターであり、
コレの補給というのも重要になってきます。
室内で与える肥料に関しては、土の上に置く化成肥料(お水やりの度に溶けて吸収されます)、
もしくはお水に混ぜて与える液肥がお勧めでございます。
今の時期、与えると与えないとでは成長度合いに差が出ますので、
是非お忘れないように!
さて、ココで活力剤のお話。
全てのものがそうとは限らないのですが、活力剤と呼ばれるもののその殆どは、その
微量要素の補給をするためのものなんです。
通常は、例えば植え替えをせず、長く同じ鉢で育てている鉢植えで、3大栄養素の施肥は
毎年行っているけども年が経つにつれて微量要素の不足で傷んでいくことの無い様に、
元気なうちに与えるモノなんですが、それを挿されている皆様の殆どは、設置環境により既に傷みが
見え始めている、ご購入からまだ新しい鉢植えなんです。
これは名前がいけないのだと、個人的には思っております。
活力剤って、飲んで元気になろうってイメージですもんね。。
ファイト~一発~みたいな。。
(実はあれ、飲んだ後に叫んでるんじゃなく、ピンチが終わってからホッとしたときに飲んでるの、御存知でした?)
買ってきたばかりの鉢植えで、土がしっかり肥沃なものなのに、設置環境が原因で傷んでしまった
植物に活力剤を与えても残念ながら効果はありません。。
ですので、活力剤を与えるよりも、設置環境に問題はないか、一番先にご検討いただければ
復活の可能性も高いかと思います。
そんな活力剤批判のような書き方をしております私ですが、当店でお勧めしておりますお得な肥料セ
ットの活力剤は、微量要素に加えて冬季の寒さ対策の要素も入っております。
肥料の時期は8月ごろまでになりますので、これが終わります頃に冬に向けて土に挿していただければ、
厳しい冬を乗り越え、また春に大きく成長してくれると思います♪
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