★今月の観葉植物のひみつ★
Dracaena fragrans cv. “Massangeana”
幸福の木はこのように、ドラセナ・フラグランスの仲間で、
園芸品種(交配、選抜によって人為的につくられた種類)です。
なぜフラグランス、という名前があるのか??
といいますと、とてもよい香りの花をつけるためで、
和名でも”ニオイセンネンボク”と呼ばれたりもします。
形状はリュウゼツラン科特有で、線香花火のような
白い小さな花の塊を何個も付けて夜になると開花をするそうです。
幸福の木の花、といいますと、それだけでも
嬉しくなってしまいますね♪
さてさて、開花に関しては、実は2パターンございます。
そのひとつが、まだまだ木も成長段階にあり、小さいのに
花を出す場合。
これは、自身が生命の危険を感じ、枯れてしまう前に子孫を
残そうと急いで花をつける場合です。
これは危険な状態ですので、ストレスの元(大概の場合は環境)
を見極めて取り除いてあげることが必要です。
ただ、「うちの子にも花が咲いてしまった!!」と慌てなくても大丈夫!
良い環境で育成し、根を張って木が円熟期を迎えると、
新芽の先から自然に花を出します。
これはいつ頃?どのような間隔で?ということはお答えできません。
一説には最低でも5年置き、長い場合は10年以上。。
まさに、長くかわいがっていただいた”御礼”として、良い香りとともに
やってくる小さな”幸福”。。
どうぞ、皆様、お会いできる日をお楽しみに☆
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